-Uri Column- / Misc


日々月々。

「ひにち」って言葉を、よく使うよね。

もうひにちがないので、いそいでよね!

とか。

あれって、ひにちいつやったっけ?

とか。

「ひにち」って、漢字でなんて書くのん?って思って、広辞苑第五版(CD-ROMのん)を引いてみる。

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ひ-にち【日日】
ひ。ひかず。
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なんと。「ひにち」って、「日日」って書くんや...。
こんなん、文字にしたらまぁ読まれへんやんね。

もう日日がないので、急いでよね!

とか。

あれって、日日いつやったっけ?

とか。

ちなみに瓜生が使っているFEP(ATOK 14 for Mac)では、「日にち」って候補も出てきます。

あと、人によっては「日々」って書く人もいるみたいやけど、これはどう読んでも「ひび」なわけで、ちょっと無理があるよなぁ、と思ってたけど、広辞苑第五版(CD-ROMのん)で「日々」って入れて引いてみると、なんと「ひにち」がヒットした。

すっごくよく似た例で、「つきづき」。これも「月月」って書くんだって。

つきづきのおしはらい

は、

月月のお支払い

になっちゃう。
ま、こっちは「月々」って書けばそれで済むことではあるが。

日本語って、難しい。

ちなみに。

瓜生だけかもしれませんが、「諸々の事情」を瓜生は「しょしょの事情」って読んでました。これは「もろもろ」の事情が正しい読み方で、「しょしょ」を広辞苑第五版で引くと

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しょ-しょ【処処・所所】
あちこち。ここかしこ。「―方々」
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という、まったく違う意味になります。瓜生、どっかで「しょしょ」って音だけ聞いて、勝手に「諸々」にくっつけていたみたいです。恥ずっ。

あと、よく似た例では

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やす-やす【安安】
きわめて安楽なさま。「―と世を送る」
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とか、

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いち-いち【一一】
(1) 一つ一つのこと。一つずつすべてに及ぶこと。<以下略>
(2)<略>
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とかもある。
「いちいち言うな」は「一一言うな」になるんだね。
ちなみにATOK 14では「一々」って出る。こっちやったら、まだわかる。

あと、こんなんも見つけた。

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ぬめ-ぬめ【滑滑】
なめらかなさま。ぬるぬるしているさま。
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これはさすがにATOK 14でも出てけえへんかった。

比較的日常でも使われて、ちょっとややこしいのが「近々」。
これってひょっとしたら古い大阪弁だけなんかもしれんけど、うちの親父は「きんきん」って読んでた。

「えぇ、またきんきんにおうかがいしますよって。みなさんにもよろしうに。」みたいに。

念のために翻訳しておくと、「〜しますよって」っていうのは「〜しますから」って意味の大阪弁ね。(喫茶店の支払いで揉めてるおばちゃんなんか「ここは私が出しますよって」なんて言ってたりするのを聞いたことあるよね。ちなみに「あの車、ぶっさいくな運転しやがりよってからに!」と悪態をつくときの「よって」は、微妙にニュアンスが違ったりするから、大阪弁も難しい。)

で、こりゃぁいくらなんでも「ちかぢか」だよね、(まさか「ちかじか」なんて書いてる人はいないだろう)って思って広辞苑第五版で引いてみると、

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きん-きん【近近】
近いうち。ちかぢか。遠からず。狂、鬮罪人「祭りも―でござるに依て」。「―移転する」
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やっぱり「きんきん」って読むんだ。親父、あんたすごいよ。

なんて、仕事からの逃避であることは重重承知しておりまする...。

Last Update : 2003/09/03

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