漫画のこと。

漫画についてのいろんなこと。コミック書評、各種作品の読後感想、旬なマンガのお薦め、漫画評論の紹介、さらには論考、随筆(エッセー)、コラムなどなど、書き散らせればいいなぁ。
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「<レンタルビデオ大手>貸しマンガ参入」の記事を読んで

今さら言うまでもないことながら、最近の映画やテレビドラマは漫画作品を原作に作られているものが、すっごくたくさんあります。

テレビドラマでは『のだめカンタービレ』『特命係長・只野仁』『Dr.コトー診療所』『花より男子』とか。
映画では『デスノート』『鉄コン筋クリート』『どろろ』『墨攻』『ハチミツとクローバー』『NANA』とか。そうそう、『夕凪の街 桜の国』も映画化されるようですね。

もう、列挙するのがたいへんなくらいです。つまりコミックの映像化は、日本のエンタテインメント・コンテンツ市場を牽引する大きな原動力というか、可燃性の高い燃料になってしまっているのが現状でしょう。

そんな中、2月1日付で、株式会社TSUTAYAがプレスリリースを公式サイトに掲載しています。
TSUTAYAが新事業を導入
コミックレンタルをフランチャイズ展開を本格開始
2008年3月末には全国100店舗での導入を計画
(PDF)

「Yahoo!ニュース」によると、TSUTAYAだけではなくゲオ(GEO)もレンタルコミックに本格参入するとか。

<レンタルビデオ大手>貸しマンガ参入…「貸与権」明文化で


たとえばビデオやDVDの横に、その原作となった漫画の単行本が並んだとしたら、そりゃ借りるわな、って人がたくさんいるのは当然のことであって、その意味では「ようやく」サービスをはじめるんだ、と思ったりもします。

そもそも論を展開するつもりはありませんが、漫画の貸本システムはむしろ先祖返り的な現象と言えることもできるわけですし、また映像と漫画の不可分な関係はおそらくこの先より緊密なものとなっていくでしょう。そう考えると、レンタル屋さんで漫画作品が借りられるというのは大きな魅力になる可能性はあります。

が、果たしてそううまくいくかどうか。というのも、当たり前のことではありますが、レンタル漫画は「返さなければならない」というのが大きなポイントになるからです。DVDやCDなら、5枚くらい鞄に入れてもたいしたことはありませんが、漫画の単行本5冊となるとけっこうな荷物になります。ついつい億劫になってしまうには、充分な体積と言えるでしょう。

ともかく、これを「ただの」新しいサービスとして看過するのではもったいない。やはりここは書店の新刊販売、古書店への影響、マンガ喫茶の対応などなど、注視しなければならない各方面の動向を押さえつつ、かつ、以前からいろいろ問題視されている権利関係もどう動くか(上記記事にもある「貸与権」は、数年前から「21世紀のコミック作家の著作権を考える会」などの活動で知られているところです。)など、大きな興味を持って、各位のお手並み拝見といきたいところです。
author : uriu | ニュース関連 | comments (0) | trackbacks (0)

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